生前対策とは
■生前対策とは?
生前対策とは、相続に備えて生前から節税対策を図ることをいいます。
これを行うことによって、将来相続をしたときに、ご家族等の税負担を軽減し、無駄なく財産を承継することができます。
■生前対策の方法
相続税は、遺産総額から控除額という非課税枠を差し引いた金額に、相続税率を掛けることで算定されます。
相続税=(遺産総額-控除額)×相続税率
この式から、相続税を節約するためには、①遺産総額を減少させる、②控除額(非課税枠)を最大にするという2つの方法があることがわかります。
②控除額の最大化については相続税の申告段階で活用されることが多く、生前対策の場合には、①遺産総額を減少させるという方法がよく取られています。
例えば、相続人に対して少しずつ継続的に金銭等を贈与する生前贈与があります。生前贈与を行えば、被相続人が死亡した時点での遺産総額が小さくなり、相続人が負担する相続税を抑えることができるということです。
相続対策には「法務」と「税務」両方に関する知識が必要不可欠です。
加藤司法書士法務事務所では私司法書士と兄である税理士との密な連携により、法務と税務のバランスのとれた最適な「相続税対策プラン」をご提案させて頂きます。
生前から相続税対策をしておきたい等、その他身の回りの法務問題でわからないことがあれば、お気軽にご連絡ください。