会社設立に必要な書類とは
会社設立の際に、必要となる書類の中心は、登記申請書とそれに添付する書類です。
まず、登記とは、当該会社の基本的事項が記載されるもので、会社法上、会社設立の際に、その作成が義務付けられているものです(911条)。
登記の記載事項としては、当該会社の目的(同条3項1号)、商号(同条項2号)、本店等の所在地(同条項3号)、資本金額(同条項5号)、発行可能株式総数(同条項6号)、代表取締役の氏名及び住所(同条項14号)、会社の機関に関する事項(同条項15号以下)などが挙げられます。こうした登記事項からも分かるように、登記はその会社の存在を公示するとともに、その会社の基本情報を公示する機能をもっています。
そして、登記申請に際して、必要となる添付書類としては(以下、募集設立の場合を想定)、定款、発起人の同意書、株式申込書、払込保管証明書、創立総会議事録、設立時代表取締役を選定したことを証する書面、設立時取締役・代表取締役・監査役の就任承諾書、印鑑証明書、本人確認証明書、設立時取締役及び設立時監査役の調査報告書及びその附属書類、資本金の額の計上に関する設立時代表取締役の証明書、委任状などが挙げられます。
これらについて、司法書士が書類作成のサポートを行うことができます。また、このとき、設立時代表取締役の印鑑については、法務局に届出をする必要があり、この印鑑届出書についても、司法書士が作成のサポートをいたします。
加藤司法書士法務事務所では、会社設立に関する様々な業務を取り扱っております。海老名市を中心にご相談を承っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。豊富な知識と経験からご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。